むくみの陰には病気が潜んでいることもある?

1日仕事をした後の夕方に足がむくんだり、朝起きた時に顔がむくんだりと、むくみに悩んだ経験のある方は多いのではないでしょうか。むくみは比較的ポピュラーな症状で、一過性のものであればそれほど心配する必要はありません。
たとえば夜、足がむくんでいてもお風呂に入ったり一晩寝たりすると治ってしまう場合や、朝、顔がむくんでいてもマッサージをしたりすると治ってしまう場合などは、病気の可能性は低いものです。ただ、むくみが持続する場合や、痛みやかゆみなどの症状を伴う場合は、病気が潜んでいるかもしれません。

 

 

では、むくみが症状として現れる病気にはどのようなものがあるのでしょうか。むくみが起こる病気として代表的なものに、足の静脈瘤、甲状腺機能低下症、肝臓病、腎臓病、心臓病などがあります。


 

静脈瘤の症状は、むくみと共にふくらはぎの静脈がボコボコと青黒く浮き上がってくるのが特徴です。立ち仕事を長く続けている方や妊娠している方に起こりやすい病気です。静脈の弁は血液が逆流しないようにする働きをしていますが、足の静脈の流れが圧迫されることでこの弁の働きが悪くなり、血液が逆流するようになります。すると、ふくらはぎの血管にボコボコと瘤ができてしまうのです。
静脈瘤を放置しておくと血栓が移動しエコノミー症候群を引き起こしやすくなってしまう危険な病気です。症状に気がついたら早めに医師の診察を受けましょう。

 

 

甲状腺機能低下症、肝臓病、腎臓病、心臓病などの場合は、病気が進行するうちにむくみの症状が現れてきます。そのため、むくみを気にして診察すると言うよりも他の症状と合わせて身体の不調を感じて診察を受ける方も多いかもしれませんね。
それぞれの病気によって原因が異なってくるため、むくみの持続や体重の急激な増加、排尿量が減った、息切れや疲れやすさを感じるようになったなどの症状が他にもあれば医師の診察を受け、原因や病気に合った治療を行うようにしましょう。

 

 

とは言え多くの場合、むくみは特に病気でなくても起こってしまうものです。血行が悪かったり運動不足だったり、食生活が乱れていたりするとむくみやすくなってしまうので、生活習慣を見直すだけでも改善されることもあります。

 

 

また、塩分を摂りすぎてしまうことでもむくみは起こりやすくなります。摂りすぎてしまった塩分を排出するのにはカリウムが効果的です。海藻やナッツ類、野菜などをバランスよく食べてカリウムを積極的に摂るようにしましょう。それでも十分な量のカリウムを摂るのが難しい時には、サプリメントでカリウムを補うのもおすすめの方法です。